ノルウェイの森が映画化!2009年2月に撮影が開始されます!そこで一度は読んだ事のあるあの名作について、あらすじやノルウェイの森のタイトルの秘密をこっそりとご紹介します。映画を見る前の復習にどうぞ。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
ノルウェイの森は数々の村上春樹の作品の中から、単行本、文庫本ともに上巻、下巻を合わせ786万部のヒット作品。読んだ事のない方がいたとしても、「ノルウェイの森」というタイトルを耳にした事がある方は必ずいるのではないだろうか。また2009年2月には日本を舞台に映画化としての撮影開始が決定。翌年に公開を予定している。脚本・監督はトラン・アン・ユン。ベトナム出身の映画監督・脚本家である。カンヌではカメラドール、ヴェネチアではグランプリを受賞している。今回映画化されるということもあり、懐かしみながらまたもう一度ノルウェイの森を読んでみようと考えている方も多いのではないだろうか。もちろん、私もその中の1人。ノルウェイの森はもう20年も前の作品になる。いくつか村上春樹の作品を何度か読んだが、もう記憶は古く、もう一度いくつかの作品を読み返したいと思った。映画化を機に、原作からどのような仕上がりに変貌するのか、また楽しみでもある。
スポンサード リンク
簡単にノルウェイの森のあらすじをご紹介しよう。37歳になった主人公は高校時代に自殺した親友の恋人と再会(直子)。直子に徐々に思いを寄せるようになった主人公に対し、直子の思いは主人公ではなかった。しかし2人は直子の誕生日に関係を持ってしまい、いつしか直子は主人公の目の前から姿を消す。直子への思いを引きずったまま、主人公は別の女性(緑)との出会い。そしてある日、直子から精神治療施設にいると手紙が届く。そこでまた主人公の新たな女性との出会い、緑の存在…。精神的な人への愛を考えさせられる作品になっているこのノルウェイの森。タイトルは主人公のワタナベが飛行機の中でビートルズのノルウェイの森を聴いているシーンも登場する。タイトルはそこからつけられたものだが、当初は「雨の中の庭」というタイトルで書かれていた。「100パーセントの恋愛小説」と村上春樹の挑戦は大ヒット作となる。また村上春樹は特別なビートルズファンでもない。
ノルウェイの森はセックスの描写も多いが、ソフトで読みやすい。読みながら主人公への共感を感じる部分もあるだろう。心という精神的な表現が読者の中にも通ずるものがあるかもしれない。例えば自殺。死について深く考えた時期はあなたもなかっただろうか。現代病とも呼べる鬱病についても、身近なところで沢山の人が抱え悩み生きている事も事実。自分の精神が社会に合うようコントロールされている人でもノルウェイの森を読めば、誰しもその狭間のギリギリのところへいることがわかるのかもしれない。余談だが私がこのノルウェイの森と出合ったのは中学の時だった。もう15年前ほどになるが、当時はまだ意味も分からず曖昧な感覚でこれを読んだ事だけ覚えている。時代は変わっていて、一昔前のディープな恋愛小説のように感じた。今読めばきっと共感できる部分も多くあると思う。そんなヒット作が、映画化されるにあたり、一体どれだけあの恋愛の精神的描写を映像としてうまく伝えるのかが一番の注目しているところでもある。